医療トピック

 難治性肝疾患に朗報です。2007.1.7
難治性肝疾患に朗報です。
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以下の研究が進むと肝癌や原発性胆汁性肝硬変症などの自己免疫性肝疾患の治療に大きく前進します。

皮下脂肪から肝臓細胞を作製、国立がんセンターが成功
(読売新聞 - 01月06日 14:41)
 国立がんセンター研究所と国立国際医療センターの研究チームが、人体の皮下脂肪から、肝臓細胞を作製することに成功した。

 肝炎や肝硬変など国内に350万人以上いる肝臓病患者の肝臓を修復する再生医療の実現に近づく成果として注目されそうだ。チームは「数年以内に臨床応用を検討したい」という。

 同研究所の落谷孝広・がん転移研究室長=分子腫瘍(しゅよう)学=とアグネス・バナス研究員らは、皮下脂肪に含まれている「間葉系幹細胞」という細胞に着目した。さまざまな臓器や組織の細胞に変化する可能性を秘めており、皮下脂肪の細胞の約10%を占める。

 研究チームは、国際医療センターで腹部の手術を受けた患者7人から皮下脂肪を5グラムずつ採取、この幹細胞を分離し、成長を促す3種類のたんぱく質を加えて約40日間培養したところ、ほぼすべてが肝細胞に変化した。

 胃潰瘍のお薬で「骨折?」2006.12.27
胃薬「PPI」で骨折の危険増大…英で調査
(読売新聞 - 12月27日 11:21)
 【ワシントン=増満浩志】胃かいようなどの治療で胃酸の分泌を強力に抑制する「プロトンポンプ阻害剤」(PPI)を1年服用すると、足の付け根で骨折して歩けなくなる「大腿(だいたい)骨頸(けい)部骨折」の危険が22%も増加することが、英国の50歳以上を対象にした調査で分かった。

 米ペンシルベニア大の研究者らが26日、米医学会誌に発表した。

 同骨折を起こした患者1万3556人を含む約15万人を胃酸抑制剤の服用歴に着目して分析した。

 骨折の発症率はPPIの服用が長くなるに連れて増加。発症率は2年で41%、4年では59%も服用しない人より高かった。

 研究者らは「PPIによってカルシウムの吸収が妨げられるため」と推定。医師が投与量を必要最小限に抑えるよう求めている。PPIは日本でも処方薬として使われている。



 抗うつ剤で若年者に自殺行動があるとの事です。2006.12.14
<抗うつ剤>服用24歳以下で自殺行動 米FDAが警告強化
(毎日新聞 - 12月14日 11:50)
 【ワシントン和田浩明】米食品医薬品局(FDA)は12日、日本でも販売されている「パキシル」(塩酸パロキセチン水和物)などの抗うつ剤すべてで、服用すると自殺のリスクが高まるとの添付警告の対象を、現行の「小児と思春期の患者」から24歳以下に拡大するよう精神薬の諮問委員会に提案した。同委は対象の拡大を妥当と判断した。

 FDAがパキシルやプロザック、ゾロフトなど11種の抗うつ剤に関する372件の治験データ(計約10万人分)を調べたところ、18〜24歳の患者で偽薬を服用した場合に比べ、自殺や自殺未遂、自殺願望を持った事例が有意に多かったという。

 米メディアによると、警告の強化は自殺した患者の家族らが求めているが、臨床医などからは「有効な薬の使用に歯止めをかける場合もある」と慎重な対応を求める意見も出ている。パキシル製造元の英グラクソ・スミスクライン社の今年1月の発表では、「世界100カ国以上で使われ、1億人以上の使用実績がある」という。

 FDAは04年、抗うつ剤に「服用開始後の初期に小児や思春期の患者で自殺リスクが高まる」旨の警告の添付を義務付けた。今年5月には抗うつ剤を服用する若い患者に自殺衝動が高まる傾向が見られるとして、医師に対し服用者を慎重に観察するよう警告した。

 ◇添付文書で注意…厚労省

 グラクソ・スミスクライン日本法人によると、パキシルの売上高は昨年国内で約500億円に上り、抗うつ剤の中で国内シェアは最大という。厚生労働省は今年6月、パキシルの添付文書で「若年成人に投与中に自殺行動のリスクが高くなる可能性が報告されているため、注意深く観察する」との注意喚起を行った。今回のFDAの対応については「情報収集し、新たな対応が必要かどうか検討したい」(安全対策課)と話している。【江口一】

 今からいろんな論議を呼び起こしそうな話題です。2006.12.10
精子保存、生存中に限定 本人死後の使用禁じる

 凍結保存した精子の扱いをめぐり、日本産科婦人科学会(日産婦、理事長・武谷雄二東京大教授)は9日までに、「保存は提供者本人の生存中に限る」とし、死後の生殖補助医療への使用を禁じる会告案をまとめた。

 16日の理事会に提案し、会員らから意見を募った上、来年4月に開く総会で正式決定する。

 会告は会員の医師が守るべき診療指針。同様の指針は既に日本生殖医学会など複数の学会が定めているが、ほとんどの産婦人科医が加盟する日産婦の決定で足並みがそろうことになる。

 夫の死後に、凍結保存していた精子を体外受精して産んだ子を夫の子として認知するよう求めた訴訟で9月、最高裁は「民法は死後の懐妊で生まれた子と死亡した父との間の親子関係を想定していない」などとし、父子関係を認めなかった。

 このため日産婦倫理委員会(委員長・吉村泰典慶応大教授)が凍結精子の扱いを検討。死後受精で生まれた子の父子関係が法的に認められない現状では、子供の福祉が確保できないと判断した。



 寝付きの悪い人、うつに注意か?2006.11.29
◎寝付き悪い人、うつに注意=大規模調査の解析で判明−日大
(時事通信社 - 11月28日 23:10)
 寝付きの悪い人はうつにご注意−。全国の成人約2万5000人を対象にした調査で、夜寝床に就いてもなかなか眠れない人は、うつの傾向が強いことが分かった。28日、調査結果を発表した日大医学部の兼板佳孝専任講師(睡眠疫学)によると、うつと不眠との関係が大規模調査のデータによって調べられたのは初めてという。 


[時事通信社]

 オペナビ、副鼻腔炎のオペに画期的です。2006.11.20
早く臨床的に使われるようになればいいですね。

蓄のう症「手術ナビ」開発、内視鏡の位置表示
(読売新聞 - 11月18日 23:30)
 蓄のう症などの治療で鼻の奥を内視鏡で手術する際、手術器具の位置をカーナビのように的確に画像表示する「手術ナビゲーション装置」を浜松医科大などのグループが開発した。脳などを傷つける手術ミスを防ぐことができる。

 近く臨床試験に入り、数年内の製品化を目指す。胸や腹部にも使えるナビ装置の開発も試みる。

 副鼻腔(びくう)は、鼻の奥の骨にある空洞部分で、粘膜が炎症を起こして空洞と鼻をつなぐ穴がふさがると、ウミがたまって蓄のう症になる。鼻の穴から内視鏡を入れ、副鼻腔につながる穴を広げる手術が一般的だが、脳や目、視神経に近い部分なので、内視鏡の操作を誤ると、重大な医療事故につながる。

 人に感染する『鳥インフルエンザ』確認される。2006.11.16
思っていた事態が案外早く確認されました。

鳥インフルエンザには強烈な毒性があります。皆様、どうかこの病気に罹らないようにご注意下さい。

以下詳細

<鳥インフルエンザ>人に感染する重要な「変異」発見
(毎日新聞 - 11月16日 03:10)
 人に感染した鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を調べたところ、ウイルスが人間の鼻やのどの細胞に取りつけるようになるために重要な変異2種類を、東大医科学研究所の山田晋弥研究員と河岡義裕教授らのチームが見つけた。各地で出現するウイルスについて、2種類の変異を監視していれば、人での流行が近づいているかどうかの目安になるという。16日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。

 河岡教授らは、ベトナムやインドネシアなどと共同研究。鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)のうち、ベトナムで人に感染した2株と、タイで人に感染した1株について、ウイルスが人や鳥の細胞に取りつくのに使うトゲ(ヘマグルチニン)の構造を分析した。トゲはたんぱく質で、アミノ酸が560個並んでできている。

 他の鳥インフルエンザウイルスとの違いを調べた結果、トゲの中でも細胞とじかに接する部分にある182番目と192番目のアミノ酸のうち、どちらかが別のアミノ酸に変異すると、ウイルスが人の細胞に取りつく能力ができると判明。この2カ所以外でも、特定の4カ所の変異が組み合わさると、人の細胞に取りつけることも分かった。【高木昭午】

 脊髄損傷性疾患に朗報2006.11.13
<脊髄再生>ラットで成功、治療薬開発に期待 慶応大チーム
(毎日新聞 - 11月13日 12:11)
 かびから取り出された物質をラットに投与し、切断された脊髄(せきずい)を再生させることに、慶応大と大日本住友製薬の共同チームが成功した。交通事故などによる脊髄損傷患者は国内に10万人以上おり、治療薬につながる可能性があるという。13日付の米医学誌「ネイチャーメディシン」(電子版)に掲載された。

 中枢神経の脊髄が損傷すると、損傷部分より下部の脚などがまひし動かなくなる。脊髄の神経線維は一度切れると伸びないためで、「セマフォリン3A」というたんぱく質が再生を妨げる物質の一つと考えられている。

 同製薬は十数万種類の化合物を調べ、地中のかびの一種から、このたんぱく質の働きを抑える物質を見つけた。01年から慶応大と共同で研究を開始。ラットの脊髄を背中で切断し、後ろ脚をまひさせた状態にして、切断部位にチューブでこの化合物を1カ月注入した。注入ラット20匹は約3カ月後に、神経組織の1割程度が再生して部分的につながり、後ろ脚のひざなどすべての関節が動くようになった。注入しなかったラット20匹は後ろ脚がまったく動かないままだった。

 この物質による副作用はラットでは見られず、再生を妨げるたんぱく質も人間に共通している。慶応大の岡野栄之教授は「サルなど大型の動物で安全性や有効性を確認したい。症状が慢性化している患者の場合、神経幹細胞移植と組み合わせることなどが必要かもしれない」と話している。

 針治療で不妊が改善されたそうです。2006.11.11
不妊のご夫婦に朗報ですね。

不妊治療、「針」で効果…名古屋の研究グループ報告
(読売新聞 - 11月10日 13:12)
 体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人に針治療を行ったところ、約4割にあたる49人が妊娠に至ったと、名古屋市の明生鍼灸(しんきゅう)院と明治鍼灸大の研究グループが10日、大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。

 49人のうち4人は自然妊娠だったほか、30人は治療後1回目の体外受精で妊娠に成功したという。不妊治療の専門家が集まる学会で、針治療による効果を示すデータが発表されるのは珍しい。

 報告された114人の治療実績は、1998年2月〜2006年6月に、同鍼灸院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった女性のもので、治療は、週1〜2回のペースで行われ、腹部や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。


 インフルエンザと風邪の違いについて2006.11.7
くしゃみ、鼻水で「風邪かな?」と思う方がしばしば受診される季節になってきました。寒い季節になると空気が乾燥してきます。環境の変化や体調の崩れなどによって発症する急性の呼吸器炎症症状を一般的に「風邪」と呼んでいます。
 インフルエンザは風邪の一種であり、インフルエンザウイルスによっておきる病気です。インフルエンザの特徴的な症状は高熱(38〜40度)や頭痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状が普通の風邪と異なり強く症状として現れてきます。そのため、高齢者や幼児など抵抗力の弱い方がかかると肺炎をおこして呼吸不全など併発し最悪の場合は死に至ることもあります。また、潜伏期間が短く感染力が強いことも特徴の一つです。
 毎年、流行期の12月下旬から3月上旬にかけてインフルエンザの流行する季節です。インフルエンザワクチンを接種したからといってすぐに効果が現れるかというとそうではありません、ワクチン接種後3〜4週間後より抗体が産生され効果が出てきます。したがってインフルエンザの流行時期より早くワクチン接種する必要があるのです。なるべく12月中にインフルエンザ予防のためワクチン接種をされる事を強くお奨めします。
 「風邪かな?」と思ったら自己判断しないでぜひかかりつけのお医者さんへ受診されて下さい。インフルエンザは思った以上に怖い病気です。
 うがい、手洗い、十分な睡眠が『風邪』を撃退する大事な予防法ですよ。

 インフルエンザワクチン接種の時期が来ました。2006.10.17
厚生労働省の通達にて本年は10月16日より12月末日までインフルエンザワクチン接種時期とされております。インフルエンザワクチンは4〜6ヶ月効果があります。ですから11月初旬までにワクチン接種される事をおすすめします。
当クリニックでもインフルエンザワクチンを取り扱っております。数量に限りがあるためなるべく予約されたほうがよろしいと思います。

詳しくは電話、メールでお願いします。

以下にインフルエンザと風邪を示します。ご用心されて下さい。

 インフルエンザとは、インフルエンザウイルスの感染によっておこる病気です。主な症状としては、高熱(38〜40度)や頭痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状と、のどの痛み、咳や痰などの呼吸器の急性炎症症状などがみられます。
 インフルエンザは通常のかぜと比べ、症状が重く、全身症状も顕著に現れます。そのため、高齢者がかかると肺炎を併発したり、持病を悪化させたりして重篤になり、最悪の場合は死に至ることもあります。また、潜伏期間が短く感染力が強いことも特徴で、毎年、流行期の12月下旬から3月上旬にかけては多くの方がインフルエンザにかかっています。

 クラゲ遺伝子でがん細胞発光!!2006.10.3
クラゲの蛍光遺伝子を活用し、リンパ節のがん細胞を発光させる新たなウイルスを使った検査法で発光したマウスのがん細胞。左側で小さく光るものが転移したリンパ節。がん転移を的確に把握できる(岡山大提供)(時事通信社)

これが人体に応用されると癌のリンパ節転移部位の除去が格段に確実になりますね。

今後、癌治療に大きく関わってくることでしょう。


 凍結精子についての問題2006.9.5
この事例は今後の体外受精について論議が起こるでしょう。

以下詳細を記す。

凍結精子、父子認めず 最高裁、死後立法が必要

 西日本在住の女性が、夫の病死後に凍結保存していた精子による体外受精で出産した男児(5)について、亡夫の子として認知するよう国側に求めた訴訟の上告審判決が4日、最高裁第2小法廷であった。中川了滋裁判長は「死後懐胎で生まれた子と、死亡した父との間の法律上の親子関係の形成は認められない」と述べ、女性側が逆転勝訴した2審・高松高裁判決を破棄し、男児の認知請求を棄却した。女性側の逆転敗訴が確定した。
 民法は親の死から3年以内であれば、死後の認知を求める訴えを起こせると規定しているが、親が生きている間の妊娠が前提となっている。
 判決理由の中で中川裁判長は「死後懐胎で生まれた子と死亡した父との間には、親権や扶養、相続といった法律上の基本的な親子関係が生ずる余地がない」と指摘。
 その上で「親子関係の形成に関する問題は、死亡した者の保存精子を用いる人工生殖に関する生命倫理、生まれてくる子の福祉、社会一般の考え方など多角的観点から検討し、親子関係を認めるか否か、認めるとした場合の要件や効果を定める立法によって解決されるべき問題」と述べ、法整備の必要性を指摘した。
 判決は4人の裁判官全員一致だったが、滝井繁男裁判官と今井功裁判官の2人は補足意見で、生殖補助医療によって生まれてくる子に関する親子法制について、速やかな法制度の整備を促した。
 判決によると、女性の夫は白血病と診断され、骨髄移植手術で放射線を浴びて無精子症になることを懸念して精子を凍結保存。女性は夫が平成11年に病死後、凍結保存した精子で妊娠し、13年に男児を出産した。
 女性は嫡出子(結婚した男女の子)として出生届を提出。しかし、民法上は夫婦関係の消滅後、300日以上を経過して生まれた子は嫡出子と認められず不受理となった。家裁に不服申し立てをしたが却下され、最高裁まで争ったが不受理が確定。14年6月、死後認知を求めて提訴した。
 1審・松山地裁は、こうした方法で生まれた子を亡くなった父の子とする社会的認識は乏しい−などを理由に訴えを棄却。これに対し2審は、「妊娠時の父の存在を認知の要件とする理由はない」として、認知を認める判決を言い渡していた。
(産経新聞) - 9月5日8時2分更新

 脳梗塞に朗報です。2006.8.1
脳梗塞:骨髄幹細胞の使用承認 神経細胞再生に−−札幌医大倫理委 /北海道

 札幌医大倫理委員会は31日、脳梗塞(こうそく)で傷ついた神経細胞を、骨髄に含まれる幹細胞の力を利用して再生させる治療を患者に適用することを承認した。倫理委によると、骨髄幹細胞を使った脳梗塞治療は国内で初めて。脳神経外科(宝金清博教授)が6月30日に申請していた。
 幹細胞はさまざまな臓器や組織のもとになる細胞で、再生医療の研究に使われている。研究グループは、神経細胞になりやすい骨髄幹細胞があることに注目。脳梗塞にしたラットなどの静脈に骨髄幹細胞を注射すると、血管を通って脳の患部へ達し、運動能力や学習能力が改善した。
 倫理委は臨床適用に当たり、「患者本人の細胞を使うため拒絶反応などの心配がない」などとして承認した。【田中泰義】

8月1日朝刊

 『熱中症』に注意しましょう。2006.8.1
うだるような暑さと直射日光がきびしい季節になりました。この季節になるとスポーツ活動や炎天下時の労働で起こる『熱中症』がよくニュース等で取り上げられます。特に小中学校のクラブ活動を監督されている方や保護者の方々はこの時期は特に注意されて下さい。『熱中症』の症状として四肢のけいれんや腹痛の訴えがあります。これは多量の発汗の中、水(塩分等の電解質がはいっていない)のみを補給した場合に起こりやすいとされております。この場合は直ちに医療機関に受診されて下さい。(本人が意識があり、独歩可能な場合)また、重症になれば意識障害や失神など神経症状が出た場合は直ちに救急車を要請されたほうが良いでしょう。熱中症がひどくなった場合、死亡する危険性があります。炎天下時のスポーツは必ず日陰となる場所の確保とスポーツドリンク(電解質の入っている水)を普段より多めに持参されることを強くお勧めします。最後に熱中症に伴い捻挫や骨折も増える時期です。スポーツが終わってから疲労回復に水分補給やマッサージをこの時期はこまめに行なって下さい。

 禁煙しましょう!!2006.7.12
<喫煙死>21世紀の死者数10億人に がん連合が対策訴え
(毎日新聞 - 07月11日 22:11)
 喫煙を減らす強力な対策が導入されなければ、21世紀のたばこによる死者数は世界で約10億人に上り、20世紀の10倍に膨らむ恐れがあるとの推計を、世界各国の対がん協会や学会、病院、研究所などでつくる民間組織「国際対がん連合」などがまとめ、ワシントンで開催中の同連合の会議で10日発表した。

 中国をはじめとする喫煙率が高い発展途上国での人口増が主な原因。発表は、成人のたばこ消費を半減できれば今後50年間に約3億人の「不必要な死亡」を防げるとして、各国政府に早急な取り組みを求めている。

 世界の喫煙人口は現在、男性約10億人、女性約2億5000万人の計約12億5000万人。平均喫煙率は男性の場合、先進国が35%、途上国は50%で途上国が多いが、女性は先進国が22%と途上国の9%を上回っている。

 現在の傾向が変わらないと、05年に年約500万人だった喫煙による死者は20年に年1000万人に倍増、その後も増え続ける。また喫煙人口は今後途上国にさらに偏り、女性の喫煙増加も予想されるという。

 最新の統計では、男性喫煙率の上位3カ国はイエメン(77%)、ジブチ(75%)、中国、カンボジア(いずれも67%)。女性は太平洋のクック諸島(71%)、同ナウル(59%)、ギニア(47%)だった。(ワシントン共同)

 はしかの流行か?2006.5.17
◎はしか流行の恐れ=関東で発生、GWで全国に?−「ワクチン至急接種を」・感染研
(時事通信社 - 05月16日 18:10)
 茨城県と千葉県で4月から5月にかけてはしかが集団発生し、国立感染症研究所感染症情報センターは16日までに、「全国に広がる恐れがある」として、ワクチン未接種でまだかかっていない人は至急接種するよう呼び掛ける緊急情報を出した。


 茨城県によると、4月上旬から小学校1校と中高一貫校1校ではしかが集団発生。その他の単発例と合わせ16日現在の患者数は、疑いを含め83人に上っている。千葉県でも4月下旬以降、高校1校で6人が発症した。


 はしかは空気感染するため、いったん発生すると学校や公共交通機関などで広がりやすい。ワクチンの接種率が向上し、罹患(りかん)者は減ったものの、接種漏れなどで免疫のない人がかかると重症化する恐れがあり、1000人に1人程度は死亡するとされる。


 同センターは、ゴールデンウイークの人の移動で関東から全国に感染が広がった可能性を懸念。行政による通常の患者発生報告とは別に、医者がリアルタイムで患者発生を登録できるデータベースシステムを12日にスタートさせ、協力を呼び掛けた。 


[時事通信社]

 心筋梗塞にうれしいニュースです!!2006.4.8
白血病治療薬で心筋回復、梗塞壊死3割が助かる

 心臓の冠動脈が血栓などで詰まる「急性心筋梗塞(こうそく)」を起こした患者に、白血病などの治療で使われる薬を皮下注射で投与し、壊死(えし)しかけた心筋を回復させることに千葉大大学院の小室一成教授(循環病態医科学)と千葉県救急医療センター、君津中央病院などのチームが成功した。

 小室教授らは、急性心筋梗塞を起こした50〜70歳代の男女16人に対し、血液中の造血幹細胞を増やす薬剤「顆粒(かりゅう)球コロニー刺激因子(G―CSF)」を5日連続で投与した。投与4日後と6か月後の心臓の状態を比べると、冠動脈が詰まり血液量が著しく減少して一部が壊死してしまった部分が平均3割ほど減少。心臓の収縮力も正常値近くまで回復した。

 G―CSFが活性酸素の一種によってダメージを受けた心筋細胞を保護して細胞死を防いだり、心臓の血管を増やしたりしたとみられる。一方、G―CSFの代わりに生理食塩水を注射した患者では変化がなかった。

 急性心筋梗塞の治療は現在、冠動脈を広げる手術や、血栓溶解剤の使用などが一般的。一方、G―CSF注射は簡便で、危険性も比較的低い。小室教授は「今後、G―CSFが心筋梗塞に使えるよう、製薬会社が適用の拡大を厚生労働省に申請することになる。認められれば、広く使用されるようになるだろう」と期待している。
(読売新聞) - 4月5日3時6分更新

 ビタミンCをとりましょう!!2006.4.4
<ビタミンC>老化予防に有効 不足のマウス老い4倍加速
(毎日新聞 - 04月04日 09:20)
 ビタミンCが不足したマウスは通常のマウスに比べ、4倍以上老化が速く進むことを東京医科歯科大と東京都老人総合研究所などの研究チームが突き止めた。研究チームは「ビタミンCが、老化の予防に有効である可能性が高まった」と結論付けている。4日付の米科学アカデミー紀要の電子版に発表した。

 研究チームは、老化が進むと減る特定のたんぱく質を解析した結果、ビタミンCを合成する酵素と同一であることが分かった。このたんぱく質を持たないマウスを遺伝子操作で作り、正常なマウスと同時に飼育したところ、6カ月たつと、正常なマウスはすべて生きていたが、たんぱく質を持たないマウスは半数が老衰で死んだ。

 臓器や血中のビタミンC量を比べたところ、たんぱく質を持たないマウスは正常なマウスの10分の1だった。研究チームは「マウスは体内でビタミンCを合成するため、たんぱく質を持たないマウスは、ビタミンC合成ができず、老化が急速に進んだようだ」と話す。

 ヒトは、このたんぱく質があっても体内でビタミンCを作ることはできない。今回の実験結果は直接、ヒトでもビタミンCが老化予防に有効と示すものではないが、たんぱく質を持たないマウスをヒトの老化に関する研究に活用することができるという。

 飲み過ぎに注意されて下さい。2006.3.2
◎1日3合でリスク2.3倍=酒と自殺の関連調査−4万人対象・厚労省研究班
(時事通信社 - 03月01日 17:39)
 飲酒と自殺の関係について男性約4万人を調査した結果、1日3合以上飲む人や、全く飲まない人の自殺リスクは、月に1〜3日程度飲む人の2.3倍になることが1日、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)の調べで分かった。1日付の英精神医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・サイカイアトリー」に掲載された。


 日本では、自殺者が毎年3万人を超え続けて社会問題化。習慣的な大量飲酒が要因になるのは知られていたが、全く飲まない人からの高リスク検出は初めてという。 


[時事通信社]


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